病人というものは、正常な人よりも己の魂により近く迫るものだ。--プルースト
昨日、有楽町にてイブ・サンローランの映画を観た。
自慢じゃないが、わたくしドキュメンタリー映画というものがあまり得意ではない。
しかし懲りずに観に行くのであったが…
案の定、途中すこしうとうとしたわけで、映画のスジや進行の仕方はちょっと退屈なものがあったんだけれど、観てよかったな。
貴重映像満載だった!ナイトクラブ遊びをするサンローランとウォーホルとか!
コンドームかぶるコンコルド広場のオベリスクとか!!
何といっても若いころのサンローランかっこいい。ウホウホウホ
そしてピエール・ベルジュのサンローランへの慈しみ深さや愛が…もうねぇたまらんよね。
あとは、そうです、何といっても強烈に感じたのは、時期によっても違うが、ウォーホルとサンローランってそっくりだということ!風貌から、繊細さ、性的指向に至るまで。共通点が多い。
相当なメンヘラじゃないと芸術家ってやっていけないそうです。
だから私って芸術家肌じゃないのね。納得。
プルーストに追随して私も名言を残して締めくくりましょう。
女は時として、資本主義と同じくらい残酷になれるものだ--あさみ
いまスタンダアル読んでいるんだけど、次はプルースト読んでみたいな。13巻とかあるんだっけ?やべーな。
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