≪17日≫
帰国の日だが飛行機は16時すぎなので、それまでは観光しました。
ホテルのこの部屋ともお別れだぁ。
じつはアクサライってかなり治安が悪い所だったらしい。最終日に知る。へへへっ
初日は休館日で行けなかったアヤソフィアに行った!アヤソフィアはスルタンアフメットの向かいの建物。はじめは360年にコンスタンティヌス帝によって建てられたもの。つまりこれはキリスト教教会なのです。
しかし1853年にオスマンが攻めてきてモスクに改変されてしまった。
そういう歴史があるからだろう、他のモスクとは雰囲気を異にしている。
モザイク壁画が施された天井。他のツアー客がいっぱいいた。
マリアとアラーが一緒に祭られていて不思議。
イスラム教徒は、なぜキリスト教の総本山をぶっ潰そうと思わなかったのか。
寛容だから?アヤソフィアを気にいっちゃったから?…あるいは活かさず殺さずという凌辱的な征服欲か。
2階にも行ける。
マリアとキリストのイコン。
アヤソフィアのミュージアムショップでも色々とお買いもの。かっこいい皮のノートを見初めてしまった!トルコに来てまで文房具貧乏である。モザイク画の荘厳なカンバッジ買ったので先着2名様にさしあげます。
アヤソフィアを出て、近くの地下宮殿に入る。
ここは宮殿というかビザンツ時代の貯水池だったそうな。
ご丁寧にも神秘的な空気を演出するBGMが流れていた。
地下宮殿名物、メデューサの首ー。
この柱、どこから来たのか分からないらしい。少し物悲しい柱。
さむーい地下宮殿だったが、ここにもちゃんとカフェがある。店員だか客だかわからない店員さんがお茶をだしてくれた。
地下宮殿をでると、小さな売店があったのでポストカードなどを購入。私がお金を払っていたら、二人が先の地下宮殿BGMに合わせて踊っていた。それを見たお店のおっちゃんは私の勘定などぞんざいに済ましやがり、なんとかかっていたCDを高速でサルサっぽいラテン音楽に変えた。
ひるまずラテンなダンスにシフトする私たち(特にまり)、おっちゃん大喜び。
日本人のイメージは、私たちが変えた…!
ホテルの近くに帰り、時間を持て余す。ご近所の、ヴァーリテ・スルタン・モスクに入ってみる。
小型だけど、派手できれいだったな。
アクサライの街はがちゃがちゃしていてせわしないんだけど、ジャーミィのなかは別世界みたいに静か。
沈黙は続き、このままずっと動けなくなってしまいそうだったので、誰からともなくお昼食べにいこう、と言いだし、ホテルの横のロカンタに入る。
まずまずなお味。レンズ豆のスープがおいしかった。
ヨーグルトは前菜なのか否かが未だにひっかかる。トルコの乳製品はおいしいよ。
アクサライのブティック群。どこかしら猥雑。
ばいばーーーい イスタンブール
こうして、空港ではした金ならぬはしたリラを使い切り、帰国の途に着いたのだった。
今から振り返ってみますと、私たち結構全力で旅したんじゃないかと思います。
トルコ、また行ってもいいなぁ
最後にザ・トルキッシュポップなこの歌を貼っておくよ。ここまですべて読んでくれた根気強い方がいるのならば、是非これも聴いてほしい。
2011年2月21日月曜日
İstanbul ,Türkiye vol.3
≪16日≫
イスタンブール3日目にして初めて晴れてくる。
ボスフォラス海峡クルーズ日和だ。往復25TLで観光船に乗り込む。
念願のスィミットを買って乗り込む。ゴマたっぷりの淡白なパン…
船内には売店があって、なんでも売っている。値段もボらない。えらい。
チャイを飲みながらお菓子をつついて、1時間半の船旅。
観光にかんしてはシーズンオフなので、船は空いていた。世界中の観光客が乗っていた。
前日見学したドルマバフチェ。裏側はこうなっているのよ。
ルメリ・ヒサル。1400年代半ばに建てられた要塞。かっこいい!
ボスフォラス大橋をくぐる。橋のたもとには高級住宅街が。
ボスフォラス海峡沿いに屋敷を建てるのは、昔からのステイタスだそうで。プール付きの家なんかもたくさん。
船はこんな可愛い港にとまりながら終点アナドル・カヴァウに向かう。
ヨーロッパ大陸とアジア大陸を隔てるボスフォラス海峡をジグザグに進みながら、船はアジア側に止まります。
10時半ごろエミノニュを発ち、アナドル・カヴァウに着いたのはお昼過ぎ。
すぐに折り返すのかと思いきや戻りの船は15時ということに気づく。小さい港町で時間をつぶす。
魚屋さんと猫。
ばかでっかい犬がそこら中をうろうろしている。皆穏やかだからこわくないよ。
ここに来たら、高台に登って黒海をみるものらしい。船を降りた人々はみな坂を上る。
途中、地元のおじいちゃんが近寄ってきて、英語で観光ガイドをしてくれた。見晴らしのいいテラスに通され、椅子に座ってレクチャーを受ける。
おじいちゃん、きっと趣味で観光ガイドしてるのね。
おじいちゃんと別れ、黙々とさらに上を目指す。道中出会った猫がついてきた。
砦に到着。
Black Sea!!!!!黒海!
ビザンツ時代のヨロス砦がそびえる。ちゃんとカフェも併設してあるのだ。
復路の船内はしずか。旅の疲れが出てきたのか、エミノニュまでしばしうたた寝をしてしまった。
ボスフォラス海上でのお昼寝とはなんたる贅沢。
旧市街側に戻り、お土産の買い物をする。
エジプシャン・バザールで干しあんずやナッツを買い込む。
「まけてください」という言葉をトルコ語で唱えまくったら、お店の人は苦笑しつつも安くしてくれた。
トルコのあんずはでっかくて美味しい。
蜂蜜と乳製品専門店なんかもありまして、蜂蜜も購入。
もう一回グランドバザールに赴き、買い忘れたお土産を調達。
りまは道端に売っている焼き栗とそっくり。
今夜はお酒が飲みたいねってことで、お酒が飲める店を探した。
曲がりなりにもイスラム教の国なので、大々的にお酒を売っている店はあまりない。
チベルリタシュ駅の近くでお魚料理で乾杯しました。
いいお店だったな。
イスタンブール3日目にして初めて晴れてくる。
ボスフォラス海峡クルーズ日和だ。往復25TLで観光船に乗り込む。
念願のスィミットを買って乗り込む。ゴマたっぷりの淡白なパン…
船内には売店があって、なんでも売っている。値段もボらない。えらい。
チャイを飲みながらお菓子をつついて、1時間半の船旅。
観光にかんしてはシーズンオフなので、船は空いていた。世界中の観光客が乗っていた。
前日見学したドルマバフチェ。裏側はこうなっているのよ。
ルメリ・ヒサル。1400年代半ばに建てられた要塞。かっこいい!
ボスフォラス大橋をくぐる。橋のたもとには高級住宅街が。
ボスフォラス海峡沿いに屋敷を建てるのは、昔からのステイタスだそうで。プール付きの家なんかもたくさん。
船はこんな可愛い港にとまりながら終点アナドル・カヴァウに向かう。
ヨーロッパ大陸とアジア大陸を隔てるボスフォラス海峡をジグザグに進みながら、船はアジア側に止まります。
10時半ごろエミノニュを発ち、アナドル・カヴァウに着いたのはお昼過ぎ。
すぐに折り返すのかと思いきや戻りの船は15時ということに気づく。小さい港町で時間をつぶす。
魚屋さんと猫。
ばかでっかい犬がそこら中をうろうろしている。皆穏やかだからこわくないよ。
ここに来たら、高台に登って黒海をみるものらしい。船を降りた人々はみな坂を上る。
途中、地元のおじいちゃんが近寄ってきて、英語で観光ガイドをしてくれた。見晴らしのいいテラスに通され、椅子に座ってレクチャーを受ける。
おじいちゃん、きっと趣味で観光ガイドしてるのね。
おじいちゃんと別れ、黙々とさらに上を目指す。道中出会った猫がついてきた。
砦に到着。
Black Sea!!!!!黒海!
ビザンツ時代のヨロス砦がそびえる。ちゃんとカフェも併設してあるのだ。
復路の船内はしずか。旅の疲れが出てきたのか、エミノニュまでしばしうたた寝をしてしまった。
ボスフォラス海上でのお昼寝とはなんたる贅沢。
旧市街側に戻り、お土産の買い物をする。
エジプシャン・バザールで干しあんずやナッツを買い込む。
「まけてください」という言葉をトルコ語で唱えまくったら、お店の人は苦笑しつつも安くしてくれた。
トルコのあんずはでっかくて美味しい。
蜂蜜と乳製品専門店なんかもありまして、蜂蜜も購入。
もう一回グランドバザールに赴き、買い忘れたお土産を調達。
りまは道端に売っている焼き栗とそっくり。
今夜はお酒が飲みたいねってことで、お酒が飲める店を探した。
曲がりなりにもイスラム教の国なので、大々的にお酒を売っている店はあまりない。
チベルリタシュ駅の近くでお魚料理で乾杯しました。
いいお店だったな。
İstanbul ,Türkiye vol.2
≪15日≫
激動の1日目を経て、2日目は新市街探索。
移動にも慣れてきた。トラムヴァイの終点、カバタシュを目指す。
終点に近づくにつれて人がまばらになってくる。街並みもごちゃごちゃした市街から、殺風景な郊外風になってゆく。
目的地はドルマバフチェ宮殿!
1800年代半ばに作られた西洋風の宮殿です。列強の帝国主義に煽られて、近代化せなー!と焦ったスルタンはトプカプからここに移り住んだのである。
壮麗な門の前には微動だにしない兵隊が。
私たちがキャッキャッキャーッスと隣に立って撮影会したり手を振ってみたりしても動かない(ように頑張っていた)。
しばらくしてさすがにニヤッとしてしまったので、
もう一人の彼が見兼ねて、笑ってしまった人の口元を押さえてあげていた。
かわゆし。
ドルマバフチェきゅうでーん!
どーーーん!
しゃんでりあーーーー!
中は英語のツアーで回るようになっていた。ここはどこだっけ?トルコだっけ?と思ってしまうような
華美な内装になっていた。ヴェルサイユみたいな感じ。
西洋を模倣しているんだけど、財力があったから模倣が模倣に見えない位立派だった。
見ごたえあるー。
兵隊が行進していたよ。
さて、カバタシュの駅に戻り地下ケーブルに乗ってタクスィムに向かう。
地上に出ると、
パンが売られている。
このスィミットというゴマがまぶされたパンだが、市街地の道の途中、30メートルおき位の間隔で売られている。イスタンブールを歩いていると何度も見かけるのです。
見れば見るほどおいしそう…けど、まだおなか減ってないし…でも、、、という精神状態に陥ること必至です。
気になりすぎて『スィミットに学ぶ恋愛論理』なる本を書けそうだった。たびたび目にするとだんだん気になってきて「あれ、私あいつのこと好きなのかな?」とかなってくるじゃない。
タクスィム広場にはトルコ近代化の祖、ケマル・アタテュルクてんてーをフューチャーした群像があるぅ。
その広場から続くは、イスティクラール通りである。約2キロほどの緩やかな坂になっていて、レトロなトラムヴァイが走るにぎやかな通り。
イスタンブールの地元っ子や若い観光客でにぎわっていた。
開けた場所なのでとっても歩きやすく、ふつうに都会な感じ。表参道みたいな感じかなー。
お昼はイスティクラール通りのロカンタで。料理を凝視するわたし。
ロカンタとはショーケースにおいしそうな料理が並んでいる食堂です。
学食のように自分でトレイ持って料理を貰ってお勘定するだけ!煮込みとご飯を食べた。
甘くないヨーグルトドリンクはちょっと飲みにくかったなぁ。ヨーグルトがしょっぱいんだもん
食後は、水たばこが吸えるカフェで一息つく。
初めての水たばこは思ったより吸いやすかった。たばこ臭さは皆無で、つけられたフレーバーを楽しむものみたい。すこし頭がくらくらして気持ちよい。お茶飲みながらおじゃべりして水たばこ、これ最高。
大通りを抜け、小さな通りに少し入るとかわいいお店があった。
でっかいおばさんがクレープを焼いている。クレープのたべすぎ?
KOSKAというチェーンのお菓子屋さん。
派手派手な店内にはカラフルなお菓子がいっぱい。トルコのお菓子は基本的にあんまぁぁぁぁぁーい。
嫌いじゃない。
こちらはライトアップがきれいな教会。
イスティクラールはCD屋、本屋、文房具屋など、楽しいお店がたくさんあったのでついつい色々と買ってしまった。気づいたらお金がなくなりそうになってて焦ったけども。
物価が安いからつい買いすぎてしまうー。
トルコのアーティストのCDやトルコっぽいノートなどを購入。出ました職業病。
あとはこんなチョコレート屋さんなんかもあった。
おじさんがチョコに埋もれてる。トルコにしては高価なチョコだったけど、高いだけある味だった。うむ
イスティクラール通りを堪能し、テュネル駅から1駅の地下ケーブルに乗る。世界に2番目に古い地下鉄らしい。いちおう記念碑的な展示があった気がする。だからか運賃がちょっと高め。
カラキョイからエミノニュへ。新市街に戻ってきた。
本日のシメはスレイマニエ・ジャーミィとハマム!
小雨降る中スレイマニエ・ジャーミィを探す。その途中の道がちょっと嫌な雰囲気だった。
しかも高台にあるから坂もきつい!
やっとの思いで辿り着く。
モスクの中はほっとするんだ。
これがオスマン最盛期のスルタン、スレイマン大帝が造らせたモスクである!ミマール・スィナンという建築家の最高傑作でもあるそうです。正直行ったときは寒すぎてそんなことどうでもよかったけど…
スィナンさんごめん
モスクを出、また少し坂を登ったところにあったぜスレイマニエ・ハマム!!!!!!!!!!!
ハマムとは平たく言えばトルコ式のお風呂であります。
予約なしで行ったけれども、難なく歓迎してくれた。75TLと値は張ったけれどね、老舗ハマムだし、まぁ良いかということで。これもスィナンさんの建築。
ハマム内はとても空いていて、内装は木のロッジのような感じ。
女性に案内されて2階に上がる。なんや布のビキニみたいなものに着替える。
おっぱいをください。
そして浴場に通される。むわーーーっとあったかい!
サウナほどきつくない暑さで冷えた体があったまる。完全に放置プレイだったので困ったけれど、ガイドブックから得た情報に則り、体を濡らしておいた。
天井が高い浴場でごろごろとくつろぐ。トプカプ宮殿には王妃専用のハマムがあったけ、などと思いだす。きゃーん、お姫様気分。like a プリンセス。
そろそろ何か始まらんのか!とうろうろしていたら、腰布一丁の男性たちがこっちへ来いと促す。
一人はこっちだ、二人はこっちだ、と誘導されるがままに割り振られ、わたしはおっさんにつれて行かれた…
そしてこうなりました。(画像はイメージです)
『テルマエ・ロマエ』のルシウスさんが毛深くなったようなおじさんが私の体を洗ってくれた。
デッカイおっさんが全身全霊、鼻歌交じりでわたしの体に垢すりを施し、泡でマッサージをしてくれ、頭まで洗ってくれる。なすがままだよ、もう。プリンセス気分もどこへやら。シャンプーされる猫の気持ちに近い。
いや、ほんとに気持ち良かったんだけどね!
やさしい方だったしね。大変なお仕事してるなあと、彼らの生活を案じてしまった。暮らせる分のお給料ちゃんと貰えるのかなぁ、とか。
一通りのことが終わるとお兄さんがひとりひとりにタオルを巻いてくれた。
お茶も頂けた。至れり尽くせりだ。
ホテルの近くまでマイクロバスで送ってもらい、昼間見たクレープ(ギョズレメ)のお店で夕食。
暇そうな店員に日本語を教えてあそんだ。
悲しいかな、ハマムの石鹸で肌が荒れてしまったことに夜気づく。
オリーブの石鹸、いいにおいだったんだけどな。
激動の1日目を経て、2日目は新市街探索。
移動にも慣れてきた。トラムヴァイの終点、カバタシュを目指す。
終点に近づくにつれて人がまばらになってくる。街並みもごちゃごちゃした市街から、殺風景な郊外風になってゆく。
目的地はドルマバフチェ宮殿!
1800年代半ばに作られた西洋風の宮殿です。列強の帝国主義に煽られて、近代化せなー!と焦ったスルタンはトプカプからここに移り住んだのである。
壮麗な門の前には微動だにしない兵隊が。
私たちがキャッキャッキャーッスと隣に立って撮影会したり手を振ってみたりしても動かない(ように頑張っていた)。
しばらくしてさすがにニヤッとしてしまったので、
もう一人の彼が見兼ねて、笑ってしまった人の口元を押さえてあげていた。
かわゆし。
ドルマバフチェきゅうでーん!
どーーーん!
しゃんでりあーーーー!
中は英語のツアーで回るようになっていた。ここはどこだっけ?トルコだっけ?と思ってしまうような
華美な内装になっていた。ヴェルサイユみたいな感じ。
西洋を模倣しているんだけど、財力があったから模倣が模倣に見えない位立派だった。
見ごたえあるー。
兵隊が行進していたよ。
さて、カバタシュの駅に戻り地下ケーブルに乗ってタクスィムに向かう。
地上に出ると、
パンが売られている。
このスィミットというゴマがまぶされたパンだが、市街地の道の途中、30メートルおき位の間隔で売られている。イスタンブールを歩いていると何度も見かけるのです。
見れば見るほどおいしそう…けど、まだおなか減ってないし…でも、、、という精神状態に陥ること必至です。
気になりすぎて『スィミットに学ぶ恋愛論理』なる本を書けそうだった。たびたび目にするとだんだん気になってきて「あれ、私あいつのこと好きなのかな?」とかなってくるじゃない。
タクスィム広場にはトルコ近代化の祖、ケマル・アタテュルクてんてーをフューチャーした群像があるぅ。
その広場から続くは、イスティクラール通りである。約2キロほどの緩やかな坂になっていて、レトロなトラムヴァイが走るにぎやかな通り。
イスタンブールの地元っ子や若い観光客でにぎわっていた。
開けた場所なのでとっても歩きやすく、ふつうに都会な感じ。表参道みたいな感じかなー。
お昼はイスティクラール通りのロカンタで。料理を凝視するわたし。
ロカンタとはショーケースにおいしそうな料理が並んでいる食堂です。
学食のように自分でトレイ持って料理を貰ってお勘定するだけ!煮込みとご飯を食べた。
甘くないヨーグルトドリンクはちょっと飲みにくかったなぁ。ヨーグルトがしょっぱいんだもん
食後は、水たばこが吸えるカフェで一息つく。
初めての水たばこは思ったより吸いやすかった。たばこ臭さは皆無で、つけられたフレーバーを楽しむものみたい。すこし頭がくらくらして気持ちよい。お茶飲みながらおじゃべりして水たばこ、これ最高。
大通りを抜け、小さな通りに少し入るとかわいいお店があった。
でっかいおばさんがクレープを焼いている。クレープのたべすぎ?
KOSKAというチェーンのお菓子屋さん。
派手派手な店内にはカラフルなお菓子がいっぱい。トルコのお菓子は基本的にあんまぁぁぁぁぁーい。
嫌いじゃない。
こちらはライトアップがきれいな教会。
イスティクラールはCD屋、本屋、文房具屋など、楽しいお店がたくさんあったのでついつい色々と買ってしまった。気づいたらお金がなくなりそうになってて焦ったけども。
物価が安いからつい買いすぎてしまうー。
トルコのアーティストのCDやトルコっぽいノートなどを購入。出ました職業病。
あとはこんなチョコレート屋さんなんかもあった。
おじさんがチョコに埋もれてる。トルコにしては高価なチョコだったけど、高いだけある味だった。うむ
イスティクラール通りを堪能し、テュネル駅から1駅の地下ケーブルに乗る。世界に2番目に古い地下鉄らしい。いちおう記念碑的な展示があった気がする。だからか運賃がちょっと高め。
カラキョイからエミノニュへ。新市街に戻ってきた。
本日のシメはスレイマニエ・ジャーミィとハマム!
小雨降る中スレイマニエ・ジャーミィを探す。その途中の道がちょっと嫌な雰囲気だった。
しかも高台にあるから坂もきつい!
やっとの思いで辿り着く。
モスクの中はほっとするんだ。
これがオスマン最盛期のスルタン、スレイマン大帝が造らせたモスクである!ミマール・スィナンという建築家の最高傑作でもあるそうです。正直行ったときは寒すぎてそんなことどうでもよかったけど…
スィナンさんごめん
モスクを出、また少し坂を登ったところにあったぜスレイマニエ・ハマム!!!!!!!!!!!
ハマムとは平たく言えばトルコ式のお風呂であります。
予約なしで行ったけれども、難なく歓迎してくれた。75TLと値は張ったけれどね、老舗ハマムだし、まぁ良いかということで。これもスィナンさんの建築。
ハマム内はとても空いていて、内装は木のロッジのような感じ。
女性に案内されて2階に上がる。なんや布のビキニみたいなものに着替える。
おっぱいをください。
そして浴場に通される。むわーーーっとあったかい!
サウナほどきつくない暑さで冷えた体があったまる。完全に放置プレイだったので困ったけれど、ガイドブックから得た情報に則り、体を濡らしておいた。
天井が高い浴場でごろごろとくつろぐ。トプカプ宮殿には王妃専用のハマムがあったけ、などと思いだす。きゃーん、お姫様気分。like a プリンセス。
そろそろ何か始まらんのか!とうろうろしていたら、腰布一丁の男性たちがこっちへ来いと促す。
一人はこっちだ、二人はこっちだ、と誘導されるがままに割り振られ、わたしはおっさんにつれて行かれた…
そしてこうなりました。(画像はイメージです)
『テルマエ・ロマエ』のルシウスさんが毛深くなったようなおじさんが私の体を洗ってくれた。
デッカイおっさんが全身全霊、鼻歌交じりでわたしの体に垢すりを施し、泡でマッサージをしてくれ、頭まで洗ってくれる。なすがままだよ、もう。プリンセス気分もどこへやら。シャンプーされる猫の気持ちに近い。
いや、ほんとに気持ち良かったんだけどね!
やさしい方だったしね。大変なお仕事してるなあと、彼らの生活を案じてしまった。暮らせる分のお給料ちゃんと貰えるのかなぁ、とか。
一通りのことが終わるとお兄さんがひとりひとりにタオルを巻いてくれた。
お茶も頂けた。至れり尽くせりだ。
ホテルの近くまでマイクロバスで送ってもらい、昼間見たクレープ(ギョズレメ)のお店で夕食。
暇そうな店員に日本語を教えてあそんだ。
悲しいかな、ハマムの石鹸で肌が荒れてしまったことに夜気づく。
オリーブの石鹸、いいにおいだったんだけどな。
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