2011年2月21日月曜日

İstanbul ,Türkiye vol.1

去る2月13日から4泊6日のトルコ旅をしてきた。
中学からのズッコケ3人組で初海外旅行なのであった。みんなそれぞれにマイペースなのでどうなることかと思ったけども、無事楽しく帰ってこれました。



≪13日≫
成田から飛行機で約12時間。
ちなみに私は成田の待合ロビーで必ずブライアン・イーノを聴くんだよ。


日本14時台の飛行機に乗り、現地20時前にアタテュルク空港に到着。
きれいな空港だった。
はるばるトルコにやってきたのに、まだ全然実感が湧かなかった。


イスタンブールの路面図。
手前側が旧市街、向かって奥が新市街、右がアジア大陸。
私たちは旧市街のアクサライという街に泊まった。


アクサライの街。初めて降り立つイスタンブールはちょっと怖い印象。
特にこの街はバーとかクラブとかあナイトスポットばっかりみたいだった。しかも男の人しか歩いていない!そして超じろじろ見られる!その上すれ違いざまに「ジャポ~~~ン」と呟かれる!
ギャー!
ビクビクもんだったので着いた夜は近くのケバブ屋さんでお水だけ買ってホテルに帰った。



≪14日≫

イスタンブールにはトラムヴァイという3両くらいの路面電車が走っており、それが人々の足となっている。
今日は旧市街を回ろう、ということでトラムヴァイで移動。
どこまで乗っても一律1.75TL!100円くらい。
ジェトンと言う安っぽいコインを買って乗るのです。
またもや上から下まで舐めまわすように見てくるトルコの男性たち。そんなに日本の女の子が珍しいのかしら。


まずはスルタンアフメットを目指す。
ブルーモスクとも呼ばれる、観光には外せないモスクだそう。
入口を探しているとネコが居た。イスタンブールはとにかく猫だらけ!観光地には必ず猫が居る!
猫贔屓のわたくしにはたまらないよ。猫を見つけると必ず反応してたもんね。

この猫の名は「ナカムラさん」
近くにいた商店主のお兄さんが教えてくれました。日本語うますぎる。


トンネルぬけると


ブルーモスク!
足と髪を布で隠して中に入る。荘厳な雰囲気、だけど嫌な緊張感がなく心が安らぐ感じ。
口をあけっぱなしにして天井のタイルに見入る。


外観はこんな感じ。曇りだったからあまりブルーではなかったな。晴れるとブルーになるのかな。
寒いんだぜいすたんぶーる


次に目指すはトプカプ宮殿。スルタンアフメットから歩く。
まだ昼前の早い時間だったので、チケット売り場も入口も閑散としていた。


館内は博物館になっているのでゆったり見学。
86カラットのダイヤとか、宝石だらけのお道具箱とか見たよ。
オスマン帝国がどれだけ金持ちかということがこれでもかというほど分かった。侵略を免れてきたから、宝物をたくさん保持できているんですな。
武器庫の展示のところで、すごくそれらしい音楽が流れているなぁと思って笑ってたら別の部屋で髭のお兄さんがコーランを読んでいた。BGMじゃなくってライブだった!
何行ってるか全くわからんがいい声だった。


施設内のカフェで一服。トルキッシュコーヒーを頼んでみた。
細かく粉にしたコーヒーに直接お湯を注いだもの。苦味がなくすこし酸味があって、でも甘くしてあるので口当たりよく、おいしい!ちょっと胃にきそうではあるけど


そしてハレムを見学です。
日本で言うところの大奥みたいなやつ。後宮ね。
トプカプのハレムは迷路のようになっていて複雑な作りになっている。
様々の柄のきれいなイズニックタイルで装飾されていた。




窓からは海が望めて、太陽の光もたくさん入ってくる贅沢な立地。


トプカプ宮殿を出て、エミノニュという港町に向かう。まずギュルハーネ駅を目指す。
道がわからなくて相談し合っていると、親切なおじさんが道を教えてくれた。日本語ぺらぺら。
親しげに近づいてきて騙す人もいるそうなので、全面的には信用できなかったけど、トルコ人というのは人当たりのよい方々だね。


トラムヴァイに乗らずとも歩けそうだったので、エミノニュまでの数駅分歩いてみることに。
泊まっているアクサライとは違い、レトロで明るい街並みが続く。
歩いていて退屈しない道だった。

エミノニュの広場についてお昼を食べる。テキトーなゲバブ屋さん。
肉団子みたいのを食べた。しょっぱい。
バケットがふっわふわで幸せだった。


海を望むように建つ、イェニ・ジャーミィ。
お昼時の礼拝の時間だったのか、人がわんさと出てくる。
けけけ見学していいのかな、、、としり込みしつつも入ってみる。



ガチ祈り中の信者をしり目に写真撮ったりとかして。静かにしていればお咎めなしみたい。



目ぼしい所を回ってしまったが、まだまだ昼過ぎ。
ということで旧市街と新市街を結ぶガラタ橋を歩いて渡ってみることにした。そして(写真奥にちんまりと建っている)ガラタ塔にも上ることにした。

ガラタ橋ではおじさんたちがずらっと並んで釣りをしていた。
小さい魚を釣っていた。みなさんこんな昼間っから釣りしてていいんですか…?


ガラタ橋を渡りきると、カラキョイという駅につく。
この周辺はビルが林立していて旧市街とは異なる雰囲気である。
工具や水回りの道具などが売っている商店がぎっしりとある、イスタンブール的電気街のようなところを抜けてガラタ塔をめざす。
30度くらいの急坂をひいひい言いながら登る。
私は坂の上に住んでいるので坂道得意なんだけどね☆


ガラタ塔からの眺め。イスタンブールが広く見渡せる。


ガラタ塔を降り、下のカフェで休憩する。
ねこたんが足元にいる。いい顔してるねー

カラキョイ駅からトラムヴァイに乗り、橋を渡ってきた道を戻る。
トラムだとはえーー!
エミノニュで降り、エジプシャンバザールにゆく。
スパイスの市場である。
「どんぐらころころどんぐらこ~♪」という不気味な歌声が聴こえてきたりするなど、日本人の気を引こうと色んなことを言ってくる奴らがいた。お商売って大変。
一通り見終えて、次にグランドバザールに向かう。

最寄りのベヤズイット・カパルチャシュ駅を降りると、すでにがやがやしている。
グランドバサールは迷路みたい。
宝飾店、布屋さん、器屋さんなどが、ひしめきあっていて、訳も分からず歩き回った。


我らがまりちゃんが、トルコにおけるメチャモテ委員長でした。彼女のおかげでタダでお茶が飲めた。2回も。



グランドバザールも実はかなり歴史的な建物。メフメト2世の時代のものらしい。
私は水煙草の小さいのを買ったよ。小さいけどちゃんと吸える。インテリアとしてもかわいい。


お買い物に夢中になっていたらもうとっぷり日が暮れていた。
グランドバザールから出ると真っ暗で、不穏な空気…。絨毯の押し売りとかいるし。噂には聞いていたが本当にけっこうしつこい。振り切りながら、またもやテキトーにレストランを探す。
なんかチェーンぽい少しさびれたレストランに入ってしまい、メニューが読めず、頼みすぎたのでした。
食べすぎでもたれた。。
そういえばトルコのおしぼりはめっちゃ強烈な香水のようなにおいがするんだよー。
けばいおねえさんのオイニーみたいな。



無事アクサライに帰りつき、昨日のケバブ屋さんでまたお水を買う。
ここのお店のおっちゃんにはこの次の日もお世話になる。というか水を買いに行っただけだけど。
3回めには、「ああ、いつものね」という感じで水3本を売ってくれたのが、なんだか嬉しかった。


その店員さん、ひなぎくの脇役に似ている。



つづくよ

0 件のコメント:

コメントを投稿